バス 三菱フソウ エアロミディ エアコン修理 コンプレッサー入らない

バス 三菱フソウ エアロミディ エアコン修理 コンプレッサー入らない
エアコン修理で入庫したエアロミディ

こちらのバスは時々エアコンが効かなかったが、ついに全く効かなくなったとご入庫。

 

症状としてはコンプレッサーが入っていません。

 

ガス漏れでは無いようです。

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エアコンは三菱製 BM450-1

エアコンは三菱製 BM450-1 です。

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コンプレッサー部で信号を確認します。

コンプレッサーに電源が来ておらず、ガスも入っていることから、制御系の不良のようです。

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後部天井内の制御盤、リレーヒューズが集中しています

後部天井から時々ガチャガチャッっと音がしました。

 

リレーのコイルが接触不良を起こしているのでしょうか・・・

 

パネルを開けて点検します。

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埃だらけになっているエバポレーター

天井内のエバポレーターも埃が大量に付着しています。

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エアコン コントロールアンプ

点検を進めていくと、どうやらコントロールアンプから信号が出ていないようです。

 

コントロールアンプは天井制御盤の前側に付いていました。

 

コントロールアンプを外して単体点検をしてみます。

 

アンプの品番は BSA501A005C

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コントロールアンプ内部

アンプ内部の基板はこうなっています。

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コネクタ部の半田に酷いクラックが有ります

パッと見ただけでも判別可能な程の酷いクラックが多数・・・

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一部を顕微鏡で拡大

一部を実体顕微鏡で拡大しました。

 

状態はかなり悪いですね・・・

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修理行程 作業前

修理作業の一部をご紹介

 

こちらが作業前のコネクタ部。

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修理行程 劣化半田除去

まず、劣化した半田を半田吸い取り器で除去します。

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修理行程 半田付け

信頼製の高い、鉛入り共晶半田で新たに半田付けします。

 

必ずフラックスを使用してきれいなフィレットを形成するよう半田付けします。

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修理行程 半田部拡大

拡大するとこのような感じになっています。

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修理行程 フラックス洗浄

当社では無洗浄タイプのフラックスを使用していますが、腐食しにくいというだけで危険性は有るのでフラックスは洗浄しておきます。

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フラックス洗浄後を拡大

フラックス洗浄後を拡大しました。

 

フィレットの形状は真上からなので見にくいですが・・・

 

他にも修正が必要なところも作業後組み上げます。

 

車両へ取り付けして動作を確認すると、問題無くエアコンが入るようになりました。

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先勝して綺麗になったエバポレーター 同時に臭いも取れます。

大切な熱交換をするエバポレーター、家庭のエアコンだけで無く、車両のエアコンも掃除が大切です。

 

全て洗浄して綺麗になりました。

 

エアコンの効きもかなり回復することでしょう。

 

すべの作業が終わりましたので、無事即日納車することが出来ました。

 

この度はご依頼ありがとうございました。