サバンナRX-7 FC3C(FC3S) コンビネーションメーター修理 ブザーが鳴りっぱなし

サバンナRX-7 FC3C コンビネーションメーター修理 ブザーが鳴りっぱなし

今回はサバンナRX-7 FC3C

 

コンビネーションメーターの修理です。

 

大変なめらかに回るローターリーエンジン

 

そのためにレブリミットを超えないようメーターに警告用のブザーが内蔵されています

 

症状は1,200回転を超えたあたりからそのブザーが鳴りっぱなしになってしまうというものです。

サバンナRX-7 FC3C コンビネーションメーター修理 ブザーが鳴りっぱなし
メーターの裏側に基板が付いています。

メーターの裏側に基板が付いていますのでこちらを点検していきます。

サバンナRX-7 FC3C コンビネーションメーター修理 ブザーが鳴りっぱなし
中央下側に付いているのがレブ用のブザーです。

基板の中央下側に見えるのがレブ用のブザーです

 

このブザーを外してしまえば簡単ですが、

 

原因を究明しないと他の不具合を誘発してしまう可能性も有るので慎重に点検をすすめます。

サバンナRX-7 FC3C コンビネーションメーター修理 ブザーが鳴りっぱなし
回路のコンデンサがドライアップを起こしています。

点検していくと、基板のコンデンサはいずれもドライアップを起こし容量が極端に少なくなっています。

 

酷いモノだと1/10程の物もありました。

 

しかし、回路的に原因はここだけではなさそうです。

サバンナRX-7 FC3C コンビネーションメーター修理 ブザーが鳴りっぱなし
タコメーター、スピードメーターを外すと・・・

タコメーター、スピードメーター単体を外してみると

 

それぞれにも基板が付いています。

サバンナRX-7 FC3C コンビネーションメーター修理 ブザーが鳴りっぱなし
タコメーターに付いていた基板

点検してみると、この基板が回転数の検出をしているようです

 

こちらのコンデンサも容量がほとんど有りません

 

コンデンサの容量抜けによって回転数の検出回路が誤作動していたようです

 

スピードメーター側も合わせて全てのコンデンサを新品と交換しました。

 

メーターもクリーニングして組み上げます。

 

次の修理はダッシュボード中央に付いている時計&警告灯ユニットの修理です、続く