シルビア S14 タコメーター異常 メーター修理

シルビア S14 タコメーター異常 メーター修理
お預かりしたメーター

今回は S14 シルビア のタコメーターがぴょんぴょんはねるように動くという症状の修理です。

 

車両はQ'sですが、メーターはK'sに交換されているようだとのことでした。

シルビア S14 タコメーター異常 メーター修理
タコ・スピードメーターから基板を外しました

メーターを分解し、点検を進めていきます。

 

タコメーターとスピードメーターにはそれぞれ基板が取り付けされています。

シルビア S14 タコメーター異常 メーター修理
タコメーター基板の背面

タコメーター基板の背面です。

 

コーティングが施されていますが・・・

シルビア S14 タコメーター異常 メーター修理
クラックの起こっているハンダ

原因はハンダのクラックのようです。

 

経年も考えられますが、車種的に振動が大きく、このような症状が起こりやすいと思われます。

 

しっかり修理しないと、何度でも再発する恐れがります。

シルビア S14 タコメーター異常 メーター修理
スピードメーターの基板

こちらがスピードメーターの基板です。

 

同様にハンダの状態は良くありません。

 

おそらく、スピードメーターが動かないという症状の車両も多いのではないでしょうか。

 

こちらも合わせて修正を行います。

シルビア S14 タコメーター異常 メーター修理
修正の終わったタコメーター基板

修正が終わり、再度コーティングを施した基板。

 

しっかり艶のある状態になり、フィレットもきれいに形成できております。

 

こういったしっかりした修正が耐久性を向上させます。

シルビア S14 タコメーター異常 メーター修理
修正を終えたスピードメーター基板

スピードメーター側の基板も同様に修正、コーティングしてあります。

 

このほか、消耗品の電解コンデンサも全数同時に交換してあります。

シルビア S14 タコメーター異常 メーター修理
修理を終え リフレッシュしたメーター

最後に、パネル・ケース等をクリーニングし、組み上げます。

 

動作試験を行い、正常に動作することを確認して、納品させていただきました。

 

この度はご依頼ありがとうございました。